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浅草 浅草寺(雷門)は日本観光名所の1つ。歴史を楽しみながら歩く
浅草 浅草寺の歴史
浅草 浅草寺 は、1400年近い歴史をもつ観音霊場となります。645年に勝海上人と言う僧により、寺を整備し本尊を創建したと言われています。
長い歴史の中で相次ぎ消失した浅草寺ですが、3代将軍徳川家光の援助により、1648年に五重塔、本堂が再建され、多くの参詣者を集めることになりました。
近代では庶民の盛り場、娯楽場として発達し、浅草寺はシンボル的な存在になり今では外国人観光客も多く訪れる、観光名所の一つとなっております。
雷門は最も有名な門
雷門は浅草寺の山門になり、正式名称は風雷神門(ふうらいじんもん)。門に向かって右側に風神、左側に雷神が置かれております。正面に大きな提灯が吊り下がり、浅草、日本を象徴する風景となっています。誰もが知っている有名な門がこの雷門です。
表の「雷門」という大きな文字は誰もがよく知っていると思いますが、提灯の裏側には「風雷神門」と書かれております。この事はあまり知られていないのではないでしょうか?この後の360度動画で、その様子も見ることが出来ます。是非お楽しみ下さい。
雷門から宝蔵門(ほうぞうもん)に伸びる仲見世
雷門から宝蔵門に至る表参道の両側には、土産物などを売る商店を楽しむことができます。ここは「仲見世」と呼ばれており、東側、西側合わせて約89店の店が並びます。この賑わいを体験するのも浅草寺の楽しみ方になります。
雷門から宝蔵門の360度動画
※映像はPCでご覧になるか、YouTube専用アプリからご覧頂くと、360度動画が楽しめます。
360度動画の楽しみ方はこちらを参考下さい。
2019.04.25
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浅草寺 仁王像 が聳える山門は宝蔵門。もともと仁王門と呼ばれた
雷門から賑やかな仲見世を歩いていくと見えてくる、朱塗りの楼門が 浅草寺山門 宝蔵門 です。
平公雅が天慶5年(942)に武蔵守に補任され、その祈願成就の御礼として仁王門を建立したのが創建と言われております。現在の建物になったのは昭和39年に再建されたそうです。
昭和20年(1945)、仁王門は東京大空襲により観音堂・五重塔・経蔵などとともに焼失する。昭和39年(1964)に大谷重工業社長・大谷米太郎ご夫妻の寄進により、鉄筋コンクリート造り、本瓦葺きで再建された。経蔵を兼ねて伝来の経典や寺宝を収蔵することから、仁王門から宝蔵門と改称された。(浅草寺公式サイトより)
魔が去って行くと言われている「大わらじ」
高さ 4.5m・幅 1.5m、重さ 500kg、藁 2,500kg使用。山形県村山市有志より平成30年(2018)10月奉納〔昭和16年(1941)の初回以来、8回目〕 わらじは仁王さまのお力を表し、「この様な大きなわらじを履くものがこの寺を守っているのか」と驚いて魔が去っていくといわれているそうです。
本堂前の常香炉(じょうこうろ)、お水舎(おみずや)の映像
常高炉やお水舎の様子をご覧頂けます。写真だけでなく映像でもお楽しみ下さい。
線香をたく常香炉(じょうこうろ)
浅草寺では参拝者が線香をあげるために、本堂と宝蔵門の間に大きなお線香をたく香炉が置かれおります。本堂へお参りする前に、ここで線香をあげたり、線香の煙を浴びたりします。
お水舎(おみずや)でお清め
本堂前右側に位置するお水舎(おみずや)です。お参りの前に身を清めます。天井には「墨絵の龍」八角形錆御影石造りの手水鉢の上には、かつて本堂裏にあった高村光雲作の龍神像(沙竭羅龍王像)があります。
お水舎(おみずや)での作法
お参りの前に手と口を清めます。下記の順番で進めましょう。
- 最初は右手に柄杓(ひしゃく)を持ち左手を洗い清めます。
- 次に柄杓を左手に持ちかえて右手を清めます。
- 再び右手に柄杓をもち、左手に水を受けて口をすすぎ清めます。
※柄杓に口を付けてはいけません。 - 最後に柄杓を立てて、柄に水を流し、清めて元に戻します。
ご本尊の聖観世音菩薩を奉安する浅草寺 本堂(観音堂)
国宝に指定されていた旧本堂は昭和20年(1945)3月10日の東京大空襲により焼失しましたが、その後全国のご信徒からのご浄財により、昭和33年(1958)に今日の本堂が再建されました。
本堂はその長い歴史において、幾度も被災し、そして再建。縁起や記録類によると、現在まで20回近い再建を数えるそうです。本堂正面に釣り下がる大きな提灯は圧巻!本堂に入るまでにも、これだけ楽しめる事から、外国人観光客にも人気なのでしょう。
金龍の舞:3月18日、10月18日
昭和33年(1958)、本堂再建を記念して創られた寺舞でその名は浅草寺の山号「金龍山」に由来。観音さまを象徴する「蓮華珠」を先頭に、これを守護する「金龍」が仲見世や境内を練り歩来ます。
音さまのご縁日18日の8にちなみ、金龍は長さ約18m、重さ約88kgで、8名によって生けるがごとくに操られます。開催する日が決まっていますので、見られた方はラッキーですね。
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