新国立競技場完成。2020年東京オリンピック前に場内外をご紹介

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新国立競技場完成

国立競技場が2019年12月21日(土)にオープニングイベントが開催され、いよいよお披露目となりました。ドリカムや嵐、サッカー選手のカズなども登場し大いに盛り上がったイベントだったようです。

今回このメディアでは2020年1月1日に行われましたサッカー天皇杯決勝の様子を取材してきましたので、周囲の様子をあわせて会場内外を簡単にご紹介したいと思います。事前に気がついた点なども載せていきます。東京オリンピックで会場に行かれる方は参考にして下さい。

最寄り駅は都営大江戸線の「国立競技場駅」

最寄り駅は都営大江戸線の「国立競技場駅」となりますが、競技場までとても近いのでかなり混み合っています。選択肢の1つとして、JR中央線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」からも約5分から8分ほどで歩いていけますので、その2駅も候補になります。

国立競技場周辺MAPでみると、国立競技場駅がとても近いのがわかります。ここに多くの人が殺到しますので、混雑を避ける為には「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」を利用する事がオススメです。

今回は千駄ヶ谷駅より国立競技場に向かいます。駅を出て左斜め前に「東京体育館」が見えますので、そちらの方向に歩いていきます。

東京体育館を左手に見ながら進むと見えてくるのが「新国立競技場」

少しずつ競技場が見えてくるのはテンションが上がります。そういう意味でも「千駄ヶ谷駅」から向かうのも良いかも知れません。

建設費など色々と言われていますが、新しいスタジアムだけあって綺麗ですね。木を並べて外観はとても美しい建物です。

間近で見ると木の板で枠が出来ていることがわかります。

バーコードを読み取っての入場

入場ゲートはバーコードで読み取っての入場となるので、混み具合は軽減されるのではないでしょうか。スムーズに入場できることでストレスを感じず試合に向けて気持ちを持っていけそうです。

入場口は各カテゴリーで決まっており、入場するとチケットのカテゴリーに合わせて、強制的にエスカレータでそのエリアまで運ばれます。1度登ると基本は下がって来れませんので、階層が違う人達で混雑する事はないと思います。

至るところに再入場禁止の案内があります。

コンコースはそれほど広いわけではないですが、十分のスペースはあります。ぎゅうぎゅうにはならない程度の広さはありますので、小さい子供連れでも問題なさそうです。

木の板でこのように飾られています。雨で腐ったりしないんでしょうか。現状では美しい外観になります。

トイレの数は多くまだまだ綺麗

女性用トイレは不確かですが、男性用トイレは写真のように多くの洗面台や洋式トイレも準備されています。競技場内にも体感的に多くのトイレが用意されていると感じました。

大きい方のトイレは、上部にある葉っぱの置物で空いているかどうかがわかるようになっています。

トイレ内もまだまだ綺麗な状態。この状態をいつまで維持できるか?が今後の課題だと思います。

競技場内ではWi-Fiも設置

この天皇杯決勝時には、競技場内でFreeWi-Fiの案内も配られていました。毎回利用できるのかは不明ですが、ツイッターなどでも結構快適に利用できていたとの声が多くありました。
東京オリンピックでは海外から来られる方も多いので、WiFiが使えるかどうかは重要になりますね。

グラウンドは比較的見やすい

スタジアムの傾斜が結構あるので、思ったよりもグラウンドは見やすくなっています。トラックがありますが、サッカー観戦としては問題なく見れるのではないでしょうか。

メインスタンドの3階席から見たグラウンドです。全体を見渡せて、程よい高さで見ることが出来ます。2階席ぐらいが高さとして丁度よい高さになると思います。

屋根にも木の板が張り巡らせてあり、見た目に美しくなっています。2階席までは屋根があるので、雨の日でも試合観戦は問題ないのではないかと思います。1階席の前方は雨が当たってしまうのではないでしょうか。

メインスタンドから見て右側に、入場ゲートがあるのですが、これによってサッカーでのサポーター席が分断されてしまいます。ここに関しては残念な設計だと感じました。ただし、陸上競技などでは特に問題ないので、サッカー専用で作られたわけではない。という事がわかります。

その割にはベンチなどもフレームは木で作るというこだわりが見えます…

新国立競技場の問題点

ここまで、新国立競技場を写真を入れながら紹介してきましたが、最後にこのスタジアムの大問題点をご紹介。それは、上記写真のように座席の幅が異様に狭い事です。

これにより試合開始後は、皆が一度立ち上がらないとほぼ移動できない状況になります。小さいお子さん連れや、体の大きい外国人の方々には不便な作りになっています。

おそらく会場全体をコンパクトに、見やすくするために座席の幅を短くしたのでしょうが、この移動が出来ない幅は、今後クレームが出てくる事間違いないと思います。

コンコースから座席に入場する通路も狭い為、試合開始前後は気をつけないといけません。試合終了間際に帰るのも大変な座席。ここだけが残念です…

会場内360度動画

360度動画を見る方法は下記記事をご参考下さい。

それでも都内にある素晴らしいスタジアム

座席が狭いとは言え、それでも都内に出来た新しいスタジアムなだけあり、そこから見る東京の街は綺麗です。スタジアムから新宿方面を見るとそびえ立つビル群が見ることが出来ます。

少し左側に視線をずらすと、そこには富士山も見ることが出来ます。

夕日に染まる空と、ライトアップされたスタジアムも雰囲気としては素晴らしいです。近年ショッピングモールなどに見られる雰囲気となっております。

まだ工事中なのですが、工事用の塀が取り払われた時に新たな姿が見ることができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。新国立競技場を簡単に紹介させて頂きました。ここで簡単にまとめると

  • 都営大江戸線「国立競技場駅」が最寄駅。JR中央線「千駄ヶ谷駅」「信濃町駅」からもアクセス可能
  • 入場後は再入場不可
  • 座席が狭いため、試合中や、終了前の移動は厳しい
  • とはいえ外観などは美しい

こんなところでしょうか。東京オリンピック時に訪れる方の、少しでも参考になればと思います。新しい国立競技場を是非お楽しみ下さい。

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